「あ!あか・あかさか」
出題者:TA堀真仁
あ!-発見して下さい。「形がないもの」でも「状況」でもいいです。
赤坂の街に出て、「あ!」っと感じるものを発見して下さい。
あかー想像して下さい。発見したそれらのものが、祝祭的な赤に彩られる季節の中、
どのような場・状況となるのか、又はなるべきか想像して下さい。
あかさかーかたちにして下さい。想像した場・状況の中で、人々が生き生きと生活
するための「なにか」をかたちにして下さい。
※表現されたものを見た・体験した人が、「あ!」という感想を与える作品を期待します。
提出物:275×275 を土台とする立体作品(高さ自由)+275×275 のプレゼンボード1枚
出題日:2012 年10 月10 日
提出日:2012 年10 月17 日
講評日:2012 年10 月24 日(赤坂地区総合支所大ホールにて公開講評会)
2012年10月30日火曜日
2012年10月18日木曜日
第一課題『異化』
出題:TA松岡啓太
異化 -見慣れた未知のもの-
モノには固有の形態、素材、色彩、スケール、コンテクストが存在し、我々はそれを認識することによって、それをそのモノとして認識している。
しかし、あるモノ、身近なモノを異化して提示することによって、その意味や空間に歪みが生じ、見る者の日常的な感覚は攪乱され、別の視点が現れ、本来の形態や素材が強調され、普段当然のように思っている事物に対し疑問が生じる。
例えば、あるモノを変容させていく過程で、ある閾値を境にそのモノはそのモノとして認識されなくなる。
また、あるモノを普段人々が認識している方法とは別の視点で提示することによって、そのモノを未知なものとして知覚されるようにすることもできる。
見慣れたモノを注意深く観察し、そのモノを異化することによって新しい意味や現象を創造してください。
異化
目にとどめることもなく再認してしまうような日常的な事物を、未知のもの、非日常的に観察し感じるように表現すること。
ソ連の文学理論家ヴィクトル・シクロフスキーが1910年代に概念化した。
提出物:ドローイング(275×275 表紙+二枚以上)
出題日 :10月3日
提出 :10月10日 13:30(厳守)
講評日 :10月17日