2012年11月19日月曜日

1X11A112 永田 奏 A++
















ロウソク
氷結保存されたものを解凍してモドスというプロセスを装置的にとらえた作品。
(点火)他者による偶発的発掘行為によってもたらされる個人の中に埋没し封印されたミクロな象徴化された時代性を浮き彫りにしている。一つの形の消滅と同時にもう一つの形が姿をあらわす。そのときに崩れていく家型が予言的で、一対の不動産と動産のように、パッケージ化されたはかない現在性とその宿命的な結末を見る者に予感させる。(博多)

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