2013年1月2日水曜日

1X11A051 工藤 永人  A++



 















「作業と休息の角度」
椅子という形式の中に設定された緊張と緩和の勾配のはざまに受動的に刻まれる時間。近代の社会インフラとしての時間から抜落ちたもう一つの時間の様態をOne-motionの中に圧縮している。
クロックなSwingの中に宿る緩やかな動きは、時間的病理からの自己回復をはかる装置と言えるかもしれない。誤差として表現された不揃いなOSB材と精度を担保するボルト緊結のバランスが良い。(博多)

0 件のコメント:

コメントを投稿