2012年7月2日月曜日

1X11A148 松崎 里穂  A++
 









『美観×とき』。時代には、その刻秒(とき)の好みを表象する女性像がある。現在の女性像の年齢をたよりに、明治幕末へと遡及して、女性像を羅列している。丁寧な素描が交換をもたせて、それを背景とする時代の嗜好のグラデーションといったものがあぶりだされてくる。(入江)
1X11A031 大高 翔吾 A++
 









シワの肌理のもつスケールを、紙面の発散するグレースケールのグラデーションへと変換するというシンプルな構成が清潔な印象を与えている。一つとして同じ形のないカゲが作り出すパターンが小気味よく見える反面、グラデーションの枠を自分なりに広げてみせるような工夫があるとよかった。(博多)
1X11A025 内田 久美子 A++


 










 「おおきくなあれ」
木の成長をパラパラマンガにした作品。一本の大木から種→双葉→大木の成長、カメラのフレームのズームイン、夜から朝への変化、という3つのグラデーションが描かれている。目新しさには欠けるが、表し方の面白さ、丁寧さが際立っていた。(間下)

1X11A151 松本 悠  A++












Graevolution
 時間的空間的にムラのあるグラデーションが背景とワンセットで描かれている。進化と別の速度で流れていく変化が意識されている。描写とタッチのもつインパクトによって、アイコンの背景のようなものを感じさせる力をもっている。(博多)

1X11A146 前川 朋子  A++
















Change:周囲にあわせて自分の身体の色を変化させるカメレオン。一枚目の白黒のドローイングはとても丁寧で表情もコミカルに描かれていて、カメレオンのネガティブなイメージを和らげている。その後に続く鱗の形をモザイク状にパターン化させた色のグラデーションは、どこまでも美しくたのしく広がっていく。メリハリの効いたタッチで独特な作品に仕上がった。(安東)
1X11A057 小西 一輝  A++



 












『グラデーション』。デジタルな表記の数字が左上から右下に階段上に表記されている。刳り抜かれて表記されている。刳り抜かれた開口を、赤から緑や青を経て桃色への色彩のグラデーションの透けるセロファンが裏打ちする。デジタルという数字表記が、色彩のグラデーションと一層浮彫りにする。(入江)

第六課題『グラデーション』

出題者 安東陽子

グラデーション



グラデーションは色彩や明るさが連続的に徐々に変化してゆく様子として知られています。その変化が身の回りの物事や物理現象と結びつく様子をドローイングで表現してください。その際、2種類以上の異なる「ものさし」を組み合わせて、単調な濃淡にとどまらないパターンを自由に発想してください。「ものさし」は客観的なもの(温度とか距離とか何かの強さや時間など)でも主観的なもの(好や美味しいまずいといった感覚)でもよく、変化の様子はモノ嫌いの変形など必ずしも連続的でないものでもかまいません。


提出物:ドローイング(275×275cm 2枚以上)
出題日:6月13日
提出日:6月20日 13時30分(厳守)
講評日:6月27日