2012年10月30日火曜日

第二課題『あ!あか・あかさか』

「あ!あか・あかさか」

出題者:TA堀真仁

あ!-発見して下さい。「形がないもの」でも「状況」でもいいです。
   赤坂の街に出て、「あ!」っと感じるものを発見して下さい。
あかー想像して下さい。発見したそれらのものが、祝祭的な赤に彩られる季節の中、
   どのような場・状況となるのか、又はなるべきか想像して下さい。
あかさかーかたちにして下さい。想像した場・状況の中で、人々が生き生きと生活
     するための「なにか」をかたちにして下さい。
※表現されたものを見た・体験した人が、「あ!」という感想を与える作品を期待します。


提出物:275×275 を土台とする立体作品(高さ自由)+275×275 のプレゼンボード1枚
出題日:2012 年10 月10 日
提出日:2012 年10 月17 日
講評日:2012 年10 月24 日(赤坂地区総合支所大ホールにて公開講評会)

2012年10月18日木曜日

連絡事項

10月24日講義についての連絡です。




日時:10月24日水曜日 13時開場 13時30分開演
場所:赤坂地区総合支所大ホール
最寄り駅:赤坂見附駅

注意:敷地内飲食禁止です。
   設計演習C履修者でA+になった人は、向かう前に自分の作品を入江研究室に取りに来てください。

当日、講評作品は10数点あります。
24日にプレゼンテーションをして、10月31日に選定、11月7日に各賞発表という流れになります。

賞は、最優秀賞のほかTA賞等もあります。

時間厳守で宜しくお願いします。
1X11A094 高橋 まり  A++

























「スツールの群れ」
いくつものスツールが逆さまになって群れている。スツールは重ねられることはあっても、逆さになって並べられることはない。ものを逆さにして集合させることで異化して提示し、さらに女の人の後ろ姿を描き込むことで、異化された空間を現象として捉えている。完成度の高い作品である。(TA松岡)
1X11A112 永田 奏 A++






















「地下鉄ワープ」
未知のものへのアプローチが階段で暗い地下にゆっくりと下ってゆく様子で描かれている。地下鉄という見慣れたものの入り口がじつは別のところへと通じる通路で、気がついたら混沌とした世界に足を踏み入れつつあるということか。モノトーンの鉛筆のタッチがこのテーマの表現に適していて、丁寧に描き込まれた味のある深い作品に仕上がった。(安東)
1X11A130 濱島 啓彰 A++











「考える3分間:NOODLES
乾燥したNOODLESがお湯を含んで食べ頃になるまでの3分間。固形から崩れていくプロセスは、脳内で、対象が「異化」したと認識するプロセスそのものであり、また、そのNOODLESも脳に似て来るというところが妙である。(TA堀)
1X11A053 藏田 夏美  A++






















Letter’s catabolism
木、土、石、鉄、四つの素材の表記。字体の空間を埋めるものは、字体(Letter)の意味するものとはイメージのちがうテクスチャー表現がなされている。表記の意味が、表記を構成する素材(テクスチャー)によって意味がずらされてくる。異化を方法的に捉えているところが好感がもてる。(入江)
1X11A014 一岡 洋佑  A++

















ある対象を標本と感じた瞬間に異化が発生する。
レイアウトした瞬間に更なる異化が始まる。見る側が解釈をはじめると同時に、次なる異化が表れる。異化するしかけがもう少し明確 に感じられるとよかった。(博多)
1X11A090 高瀬 椋  A++
 















「回廊」
クローゼットの中のプラスチックのハンガーが重なって回廊に異化される作品。
微細な所に空間を発見する着眼点は良いが、その発想を作品に仕立て上げる労力不足が非常に残念。(間下)

第一課題『異化』


出題:TA松岡啓太

異化 -見慣れた未知のもの-

モノには固有の形態、素材、色彩、スケール、コンテクストが存在し、我々はそれを認識することによって、それをそのモノとして認識している。
しかし、あるモノ、身近なモノを異化して提示することによって、その意味や空間に歪みが生じ、見る者の日常的な感覚は攪乱され、別の視点が現れ、本来の形態や素材が強調され、普段当然のように思っている事物に対し疑問が生じる。

例えば、あるモノを変容させていく過程で、ある閾値を境にそのモノはそのモノとして認識されなくなる。
また、あるモノを普段人々が認識している方法とは別の視点で提示することによって、そのモノを未知なものとして知覚されるようにすることもできる。

見慣れたモノを注意深く観察し、そのモノを異化することによって新しい意味や現象を創造してください。

 異化
目にとどめることもなく再認してしまうような日常的な事物を、未知のもの、非日常的に観察し感じるように表現すること。
ソ連の文学理論家ヴィクトル・シクロフスキーが1910年代に概念化した。

提出物:ドローイング(275×275 表紙+二枚以上)
出題日   :103
提出    :1010日 1330(厳守)
講評日   :1017

2012年10月5日金曜日

連絡事項

設計演習Cの第二回授業についてのお知らせです。
場所は赤坂です。
赤坂の商店街の方が町案内をしてくださる予定です。

日時:10月10日水曜日13時〜
場所:赤坂地区総合支所大ホール
持ち物:第一課題、筆記用具、カメラ等
最寄り駅:赤坂見附駅







時間厳守でお願いします。

2012年10月2日火曜日

連絡事項

こんにちは。
設計演習C履修者に連絡があります。

第一回講義ですが、通常通り10月3日水曜日13時30分からあります。
場所は57号館201教室です。

 よろしくお願いします。
後期も頑張っていきましょう。


TA