2012年7月10日火曜日

1X11A081 諏佐 遙也  A++
 




















台座に差し入れられた厚手トレペが孤を描いて立ち上がる。孤を形成するための折り目が、垂直線から樹木の枝ぶりのように派生して上昇、展開している。微かに透けた白いラインが、面を支えるという原器の役割を担っているかのようだ。もっと深められる作品である。(入江)

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